今回はスコーピオンMD301XGLHを中古で購入したものの、直ぐに壊れてしまった事例をお伝えします。
とは言え使用する中で勉強になった点等もありましたので、以下に購入に至った経緯や使用した感想等も含めて記載してますので
よかったら見て下さい。
スコーピオンMD301XGLHのメリット・デメリット及び中古品の欠点
製品仕様
- 最大ドラグ力(kg):8
- 自重(g):325
- スプール寸法 径/幅(mm):43/22
- 糸巻量 ナイロン(lb-m):16-210、20-160、25-135 / 糸巻量 PE(号-m):4-180、5-140、6-120
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):103 / ハンドル長(mm):51
- ベアリング数(BB/ローラー):7/1
購入に至った経緯
海底や中層を狙いながらも、時に表層に沸いた青物達もターゲットにしたいとの思いで購入に至りました。
スピニングリールでも同じ事はできるんですが、ゴムボートで釣りをする私にとってはベイトリールの方が扱いやすいといった個人的な理由もあります。
逆にスピニングリールの扱いが下手なだけでもあるんですが・・・
時折、ナブラがわいた時にあせってスピニングリールでキャスティングすると、ベールの操作不足で戻ってしまい、ラインがブチッと切れてしまう事もあるんです。
ベイトリールもバックラッシュという最強の時間潰し問題もありますが、きちんとセッティングさえすればそこまで復帰不能な事態にはなるまいと考えていました。
更に言えば、ドラグ力も8㎏と大物がかかっても対応できるのもとても魅力的でした。
購入を迷った同等商品
それがダイワのタトゥーラTW 300XHLです。
巻き取り長さも109㎝で最大ドラグは、なんと11㎏と大物対応も申し分ない機種です。
本当はこのタトゥーラを購入したかったのですが、中古では右ハンドルしかなく断念しました。
ちなみにこちらのタトゥーラも、後にお伝えするスコーピオンの不具合を同様に、クラッチが戻らなくなるといった現象がおこる事があるそうです。
実際に使用してみて
メリット
ドラグ力と素早い対応
購入の経緯でもお伝えしたように、バックラッシュさえしなければその他に大きなトラブルはなく、安定した使用ができます。
大型の根魚や良型のヒラマサにも対応可能で、特にフォール中、またはジグ着底後にアタリ等があった場合もロスも少なく対応できる点はとても良かったです。
巻き上げスピードが速い
巻き上げ103㎝ということもありサワラゲームでも重宝しました。
また、下手な私は、スピニングの高速巻きでぶれやすかったロッドの先端も、ベイトリールで安定した巻き上げができました。
飛距離がでる
バックラッシュの問題もありますが、ブレーキのセッティングが合いキャスティングの技術が上がると、かなりの飛距離がでます。
デメリット
ハンドルが重い
どうしても1巻き103㎝となると重くなるのだと思いました。もっと高機種になれば違うのかもしれませんが・・・
浅場では問題ないですが、深度60Mを超えると流石に疲れやすいです。
なので、通常はダブルハンドルでしたが、より回転半径の長いゴメクサスのパワフルなハンドルに変えました。
それにより劇的に軽くなったと言うと嘘になりますが、マシにはなりました。

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クラッチの不具合
今回使えなくなった理由にあたります。
これはタトゥーラでもお伝えしたと思いますが、スコーピオンDCでも個体によっては同じようなクラッチが戻らない、もしくはクラッチが押せない不具合がでる事があるようです。
中古品はやはりリスクがある
今回購入したスコーピオンMDは、釣具店の中古品コーナーで展示してあった商品を購入した物になります。
一応店頭では、動作確認をさせて頂いたものの中を開いて見る訳にはいきません。
結果的には釣行約3回目で、時々クラッチが押さえれない、5回目くらいで完全にクラッチが動かなくなりました。
まさかこんなに早くに使用できなくなるとは・・・
少し高くても新品を購入しておくべきだったと、しばらく後悔の念にかられていた事はいうまでもありません。
まあ私が特に目利きが悪い方だとは思うので起きてしまった事だとは思いますが、みなさんもご注意下さい!
ちなみに新品だと保証期間があるので安心といえば安心ですね。
スコーピオン内部を確認してみたところ、こんな感じになってました↓
以下には楽天やAmazonなどで、安価な所をリンクしてみましたので参考にしてみて下さい。《アフリエイト広告です》
ちなみに購入の選択肢にあげたタトゥーラも載せてみました