今回ご紹介するのは、フィッシュグリップ(魚掴み)です。
フィッシュグリップは大きく2タイプに分かれており、青物や真鯛等の比較的大きな魚に対して口にかけるタイプと、小魚を胴体ごと掴むタイプとあります。
私も昔から前者の製品は良く使用しておりましたし、太刀魚釣りにはラパラのプロガイドプラスティックフィッシュホルダーを13年程愛用しています。
後者のタイプを使い始めたのは約2年前なんですが、それまで小魚等においてはタオルや素手で掴んでいました。
特に大きい魚や危険な魚以外はあまりフィッシュグリップに必要性を感じていなかった私ですが、使い始めてからは手放せない存在になっています。
やはり、使い始めてからは手に付着する匂いやべたつきの不快感も軽減されましたし、手返しも早くなったように思います。
また、危険な魚以外のアジやカサゴ等を素手で持っても、必ず1回はヒレが手に刺さり血が出る私なのですが、フィッシュグリップを使用するようになってからは無くなりました。
そんな、フィッシュグリップですが最近では本当に沢山の種類が増えてきたように思います。
その為、私自身は購入時に結構迷いました。
この記事をご覧になって下さっている方の中にも、どの製品にしようか迷っておられる方もおられるのではないでしょうか?
そこで今回は、私が使用して使いやすいと感じているラパラのR・グリッパーを、メリットやデメリット、感想を含めてお伝えしたいと思います。
こんな方におすすめ
- フィッシュグリップ選び方で迷っている方
- R・グリッパーを使用した感想を知りたい方
フィッシュグリップ ラパラ(Rapala)R・グリッパー
製品情報
メーカー | Rapala |
製品重量 | 90g |
長さ | 24㎝ |
色 | ブラック・モスグリーン・レッド |
特徴
・高強度・軽量で錆びない繊維強化プラスチック(グラスファイバー含有率50%)
・ロングノーズを活かした形状で、しっかりと魚をホールド。
・歯の鋭い太刀魚や、アジ、メバルなどのライトソルトゲームや毒棘のある魚を取り扱う際など様々なフィッシィングシーンで活躍。
アールグリッパーを選んだ理由
フィッシュグリップは、似たような製品が多いようにも思いますが、材質やちょっとした形状の違いで使いやすさも変わってきます。
そこで、以下には私がアールグリッパーを選んだ理由をそれぞれ挙げてみました。
魚の胴体を挟み込むだけでなく、魚の口を掴む事もできる
R・グリッパーを選んだ最大の理由といっても過言ではありません。
R・グリッパーは、魚の胴体を挟み込む性能が高いだけでなく、先端の形状が魚の口を掴みやすい形状になっている為、カサゴはもちろん真鯛等でも安心して持つ事ができます。
とても汎用性が高い製品なので、ランガンやボート釣りは勿論、ファミリーフィッシングにおいても、大小関係なく危険な魚や予想外の大物にも対応でき安心です。
投げ釣りに行くと結構な確率で釣れてしまうハオコゼですが、意外に胴体が小さいので、フィッシュグリップによってはホールドしにくい事もあります。
しかしながら、R・グリッパーはガッチリホールドしてくれるので安心ですよ。
軽量で耐久性が高くコスパ良し
類似の製品で第一精工のガーグリップは大きさ235×58×16mm、本体重量120gであり、R・グリッパーの方が重量は軽いです。
互いに錆びにくい製品で耐久性が高い素材を使用しています。
ちなみに冒頭でもお伝えしましたが、私はラパラのプロガイドプラスティックフィッシュホルダーも13年程使用していますが、未だに現役です。
R・グリッパーもプロガイドプラスティックフィッシュホルダー程は使用してませんが、現在2年目で全くトラブルなく使えています。
複雑な構造ではない製品ですので簡単に壊れるような物ではないかもしれませんが、かなり耐久性は高いと言えるのではないかと思います。
ワンタッチで使える
片手で持ち手を握ると、簡単に金具が外れてすぐに使用可能です。
紐やガラナビ等を取り付けやすい
持ち手部分に穴があるので、紐で繋いだりガラナビを取り付けたりと自由度が高いです。
ホールド力が高い
挟む部分の面積は小さいのでしっかりとホールドできるのか不安でしたが、結構安定してます。
また、面積が小さい分、魚に負荷がかかり過ぎるのではないかとも懸念してましたが、案外大丈夫なようです。
勿論力の入れ方によっても違いはありますが、慣れれば魚へのダメージを少なくできると思います。
他社製品で、挟む幅の広い製品もありますが、意外にも掴みにくい等のレビューを見る事があります。
単に幅が広いだけでなく、グリップさせる為の歯の形状や形等のバランスが大切なのかもしれません。
メリット・デメリットのまとめ
メリット
・コスパに優れている
・魚のホールド力が高い
・汎用性がある
・軽量
・錆びない素材を使用している
・片手で使用可能
デメリット
・本体をしまうケースがない
・よほどの大物は難しいかも
・力の入れ方に慣れる必要がある
・暗めのカラーが多いので、特に夜釣りでは忘れてしまう可能性有り
最後に
フィッシュグリップは本当に便利な道具です。
特にファミリーフィッシング等にも最適で、危険な魚への対応は勿論ですが、魚臭くない手でお昼ご飯を楽しむ事もできます。
タオルもそこまで汚さなくても済むので後片付け等が楽になります。
持っていて困るなんて事はないように思うので、ご検討されておられる方は是非使ってみられる事をお勧めします。
ちなみに、他の製品が悪い訳ではないですし、人によって使用感は違うと思いますので、あくまで個人の意見として参考程度にして頂ければ幸いです。