ダイワ ライトトランクαGU3200(32L)について。
私は釣りが趣味なのでクーラーBOXを2つ所有してます。一つはダイワのクールライン26L。そしてもう一つが今回ご紹介する32L容量のライトトランクαGU3200(以下「GU32L」と称す)です。目的によって使い分けているつもりですが、やはり大は小を兼ねる為か容量が多く使い勝手が良いライトトランクを使用する事が多いように思います。そして最近では、クーラーBOXにロッドホルダーを装着したりと、更に使い勝手がよくなるように工夫してみたりもしています。
以下においては私がGU32Lを選んだ経緯や使用してみて思った事、また、ロッドホルダーを装着してみて感じたメリット・デメリットをお伝えしていきたいと思います。
ダイワライトトランクについて
ライトトランクGU3200の特徴
ライトトランクには32Lと24Lの2つの容量があり、それぞれZSS.SU.GU.Sの4つのグレードが発売されています。主な違いは保冷力で、最上級グレードのZSSは真空パネルが6枚使用されている為、保冷をキープできる時間も24Lタイプで98時間、32Lタイプで126時間とメーカー表記されています。私の愛用させて頂いているGUシリーズにおいては上から3番目、下から2番目のグレードであり24Lタイプで82時間、32Lタイプでは92時間となっています。ただし、この保冷力はメーカー独自の基準を元に算出されている時間です。GU32Lであれば、実際に真夏の炎天下で蓋の開閉が多いと(飲み物も入れている私の場合は夏場の開閉は半端ないです 苦笑)、1.5Lと500mlのペットボトルの氷が*早朝から夕方まで使用すると半分近く溶けているような感じです。
抜群の安定性
GU32Lの大きさは内寸が22×56.5×24.5、外寸が31.5×69×34となっています。軽いのに座れる頑丈ボディーに加え、その足元には大型のふんばるマン(ゴム足)が付いており安定感が抜群です。一方で時折使用するクールライン26Lのタイプには、ゴム足も無く座ると強度も心配です。どちら共ボートのデッキ上や、堤防等の釣りで使用してきましたが、明らかにGU32Lの方が安心して使用できてます。
選択理由
4グレードある中で何故GU32Lを選んだかというと、重量とコストパフォーマンスです。基本的な機能自体はどのグレード変わらないので、先にお伝えしたように値段の差は保冷力にあると言えます。一番下位グレードのSとGUの定価の差は大きくないのに対し、保冷能力には大きな差があります。GUとSUでは定価で1万円以上の差があるのに対し保冷力の差はあまりありません。一番上位のZSSになると保冷力が大幅に向上しますが、定価もかなり上がります。勿論上位グレードが一番良いとは思いますが、私自身に必要な機能と値段とのバランスを考慮しGU32Lを選択しました。
製品重量においてはできるだけ軽いものを求めていました。約2㎏の氷を入れて持ち運ぶとなると全体で結構な重量となります。ただでさえ荷物も多く、ミニボート釣りもする事がある私としては自重を5㎏程に抑えたいと考えていました。保冷力の性能と重量が比例するので難しいところではありますが、結果としてはGU32Lでちょうど良かったと感じています。
品番 | 自重 | ロングハンドル
水栓 ふんばるマン |
真空パネル | 断熱材 | 保冷力 | 定価 |
ZSS 3200 | 6.1㎏ | 〇 | 6面 | ウレタン | KEEP126 | 46,500円 |
SU 3200 | 5.3㎏ | 〇 | 底1面 | ウレタン | KEEP101 | 32,800円 |
GU 3200 | 5.0㎏ | 〇 | ウレタン | KEEP96 | 21,300円 | |
S 3200 | 4.6㎏ | 〇 | スチロール | KEEP76 | 15,600円 |
デメリット
特に気になるのは蓋の開閉構造です。ライトトランクシリーズは両開きの蓋である為、どちらか一方を開閉するにはもう片方がしっかりと閉まっている必要があります。この時、片方が最後まで閉まりきっていない状態で開くと、ヒンジ部分に負荷がかかり破損しやすい状況になるのではないかと推測します。24Lタイプでは蓋の大きさも違うので、まだ良いかもしれませんが、32Lのタイプは元々蓋の大きさの割には固定部が貧弱に思える為、勢いよく開けるだけでも破損してしまうような怖さがあります。ただ、これは何もライトトランクシリーズやダイワ製品だけに限った事ではなく、どの製品においてもできるだけ丁寧に扱う必要があるのかもしれません。
インターネットで購入したロッドホルダー
ここからは、私が行ったDIYのご紹介になります。
GU32Lに取り付けようと考え、インターネットで購入したロッドホルダーです。
それがこちらです↓
男の竿収納スタンド 2本 多機能ロッドスタンド 吸盤式 タックルボックス ロッドスタンド キッチン 釣り竿 ホルダー 収納 便利 OTOSAO
吸盤で取り付ける事ができる商品です。
※後にもお伝えしますが、ロゴ等の印字を溶かしてしまう可能性があるので、何も文字等がない場所にとりつける事をおすすめします。
ロッドホルダーの取り付け
ロッドホルダーは吸盤で取り付ける事ができる製品なのですが、やはりタックルが重いとズレる事があります。普通にショアで使用する分には問題ないかもしれませんが、特に私の場合はミニボートの先端に載せる事もあるので、波で跳ねるとズレやすいです。
また、先にもお伝えしましたが、頻回なズレによるものなのか、吸盤に付着している成分が原因なのかは分かりませんが、クーラーBOX側面に印字してあるロゴを溶かしてしまう事態が起きてしまいました(涙)。皆さんも注意して下さい。
結局クーラーBOX片面のロゴは全てガソリンで綺麗にふき取りましたが、見た目が寂しい事に・・・。そんなこんながあり、やけくそになった私は意を決してロッドホルダー2つをネジで固定する事にしました(笑)
その結果がこちら↓
意外にもロッドホルダーが蓋を開けた時のストッパーになる事が判明し、強度の向上に貢献してくれました。ただ、同じ面ではなくて前後面の対角線上に一つずつ取り付ければ、どちらに開けてもストッパー効果が期待できるので、より良い物になっていたように思います。
最後に
今回お伝えした内容が、これからクーラーBOXの購入を検討されている方や買い替え等を希望されておられる方にとって少しでも参考になれば幸いです。