今回は空間利用できるとてもシンプルな棚を紹介します。
皆さんの中にも、家の中の凹んだ空間に丁度良い棚が無いか探された経験はないでしょうか?
そんな悩みを解決してくれる可能性のあるとっても優秀な製品です。
WAKI 自分で作る快適空間 ステンレスフィット棚支柱
4種類の長さ | |||
1820㎜ | 1235㎜ | 845㎜ | 650㎜ |
色の種類 | ||
ステンレス | ブラック | ホワイト |
必要な道具
インパクトドライバー
インパクトドライバにドリルビットをセットして下地に穴を空けます。コンクリートであれば振動ドリルが必要になる場合もあると思いますが、基本的にコンクリートへの取り付けにおいては、後の注意点にも記載していますが、躯体となる可能性が高い為事前に穴あけOKか確認する必要があります。
下地に穴をあけた後はインパクトドライバーでビスを打ち込みます。
下地を探す道具
私が使用したのは『どこ太』という製品です。石膏ボードの奥にある下地を探すのに有効です。製品の先端からでる針を刺して確認します。
また、磁石付きなのであれば軽量鉄骨下地にも有効です。
私の自宅も軽量鉄骨下地でしたので、磁石+針で下地を探しました。
他にもセンサーで探す製品もあります。
今後も何かしらDIYを行う可能性があれば、『どこ太』くらいなら値段的にも持っておいても損はないかもしれません。
スケール(メジャー)
色々計測するのに必須アイテムです。100円ショップでも販売されています。
その他必要に応じて(塗料・電動のこぎり)
私の場合はホームセンターで大きめの板を購入し、その場でカットしてもらったので電動のこぎり等は使用しませんでした。
ただ、その分棚板の幅に関してはしっかりと事前の計測が必要です。
また、塗料に関しても今回は使用しませんでした。
棚板の側面(壁側で見えない部分)がカット面となり、前面(見える部分)に関しては、カット面にならないようにできた為です。
購入理由
凹みがある空間を何とか利用できないかと模索していました。
しかしながら、ホームセンターや家具店等で既製品の棚等を色々見てまわったり、ネットでも合う製品を探してみましたが中々ピッタリくるものはみつからず…
そこで見つけたのが、今回のステンレスフィット支柱でした。
これなら木材で枠組みをつくる必要もなく簡単に空間を隙間少なく利用できると思い購入に至りました。
使用してみた感想
良かったと思える点(メリット)
スペースを無駄なく使える
棚だと横の板等でスペースを取りますが、この商品は支柱自体の出幅も少ないので、通常の支柱や横板のある棚よりもスペースを広く確保する事ができます。
支柱が目立たない
白いクロスに白いタイプの製品を使用すれば、支柱が目立ち難くなります。
また、出幅も少ないですが製品の幅も細い事でかなり壁に馴染みやすいと思います。
私の場合は固定する為のネジをシルバーにしてしまいましたが、白い専用のビスも販売してるので、そちらを使用すると尚見た目も良いと思います。
まるで、最初から取り付けられていたかのような仕上がりになると思います。
強度がある
こんなに見た目がシンプルなのに、強度は木製の既製品の棚とは比べ物にならないくらい重さに耐える事ができます。
勿論、使用する棚板の厚みにもよりますが、棚板さえしっかりした物を使用すれば、60㎏の耐荷重があります。
特に私の場合はガソリンや20リットルの水タンク、ガソリンタンクを置く予定だったので本当に助かりました。
値段が手ごろ
価値観は人それぞれ違うとは思います。
確かに棚板を増やせば増やす程値段は高くなりますが、必要な分だけ棚を作る等すれば、メタルラックを購入するよりも安価に手配できると思います。
棚の数を自由に増やす事ができる
板と棚受けさえ追加すれば、自由に棚の段を増やす事ができます。
棚の高さも細かく調整可能
㎜ごとに棚受けを取り付ける穴があいているので高さの調整も細かく可能です。
また使用する高さが決まっていれば、支柱の短いタイプを選択する事でよりスッキリさせると共に値段も抑える事ができます。
残念に感じたところ(デメリット)
壁の下地の位置に注意
私の場合は1820㎜の支柱なので、下地に当たる可能性は高かったです。
それでも4本中一本は下地が少なく苦戦しました。
何とか1本のビスはしっかり固定できました。
ちなみに、ビス一本でも下方向に加わる力が殆どなので結構な強度があります。その他の固定場所も完全に下地をキャッチできていませんがビス自体は使用する事で何とか固定できました。
本来の耐荷重まではないかもしれませんし、あくまで自己責任の範囲になりますが、棚板自体が支柱を前に出ないような役割を果たすので、20㎏程度の重さなら問題なく使用できています。
壁に穴をあける必要がある
壁に固定する為、小さいですが穴をあける事になります。
注意点
マンションコンクリート部分の穴あけは要注意
自己所有のマンションであったとしても、コンクリート部分は躯体である可能性が多く基本的に穴あけは禁止されています。
取り付けたい場所は必ず事前の確認を怠らないようにしましょう。
ビスで固定する際は支柱がずれないように注意
最初の数本のビス固定はズレやすいので注意が必要です。できれば養生テープでしっかりと位置決め&仮止めを行ってからビスで固定すると上手くいきました。
最後に
比較的に単純な構造ではありますが、壁に穴をあける作業を伴うので、確実に取り付ける為にも事前の下地や高さ確認等がとても重要に感じました。
できるだけ大切だと思った事等は記事に書いたつもりですが、所詮は素人が行ったDIYですので、あくまでも参考程度にして頂ければ幸いです。