今回はエギングロッドの紹介です。
ゴムボートで釣りをするようになってから、今まで使っていた9フィートのエギングロッドでは正直扱いが大変で釣果もあまり上がっていませんでした。
そこで何か良いロッドはないかと探していましたところ出会えたのがこのシマノ19セフィアSS S76MLでした。
このロッドに変えたからなのかは分かりませんが釣果がかなり倍増しましたので、私の中ではかなり高評価のロッドだと感じています。
とは言え、釣果が上がったのは何らかの理由があっての事だと思いますので、私なりに感じた点をお伝えしたいと思います。
19セフィアSS S76ML
全長(m):2.29
継数(本):2
仕舞寸法(cm):118.0
自重(g):86
先径(mm):1.6
適合エギサイズ(号):1.8~3.8
適合ラインPE(号):0.4~1
リールシート位置(mm):333※U (アップロック):竿尻からリールシート前部固定フードまでの長さです。
カーボン含有率(%):98.7
スパイラルX
ハイパワーX
ステンレスフレーム+SiCリング
タフテックα(S76ML-S、S86ML-S、S86M-S)
ソフチューブトップ(S83L、S86L)
パーフェクションシートCI4+
セフィアSSはセフィアシリーズの中では中級クラスになります。価格も2万円前後と上位機種に比べて求めやすい価格になっているのは勿論なんですが、コスパで考えるととても優秀な機種だと思います。
その理由は、捻れに強いスパイラルXやハイパワーXといった上位機種顔負けな技術を搭載している事や、sicリングやステンレスフレームを搭載している点。そして何といっても本体重量の軽さです。
最初は上位機種の購入を考えていた私ですが、素人同然の腕なので正直ポテンシャルを最大限に引き出せる自信もなく、破損させてしまう危険も高い為、まずはSSシリーズにしました。
釣果に繋がった要因
軽量である事
購入した理由でも述べましたがやはり一番は重量の軽さではないでしょうか。ロッドの長さにも比例しますので、SSシリーズにおいても8.6フィートを越えてくると自重も102gとなりますが、それ以下であれば100gを切ります。
私の購入したS76MLとなれば何と86gです。るん太郎のカリカリご飯1.5日分と伝えても分かり難いと思いますが、ポテトチップス等の袋菓子の2袋弱程の重さです。
以前は130g程度の重さのロッドを使用していたのでかなり軽く感じます。
実は購入する前は50g程度の違いなんて大した差はないと思っていたど素人の私ですが、その差の違いに大きな衝撃を受けました。もしかしたら200gと150gとの違いであれば、そこまでの違いを感じなかったかもしれませんが、86gはやはり軽いです。
そして、あたりまえの事ですが軽いと疲れにくいです。疲れない訳ではないですが、あきらかに以前のロッドに比べて休む回数が減ったように思います。
細かく言えば、あきらかに疲れたという自覚による休憩だけでなく、気付かない間にキャストまでの間やエギの回収スピード等、随所に緩慢さが増している場合もありますが、おそらくそういったところにおいても改善がなされたのではないかと思います。
その結果、キャスティング回数が増えた事による確立のUP、そしてエギングに必須であるシャクリのキレも保たれ事で釣果UPに繋がったのではないかと思います。
ショートロッドである事
軽量である点と重複しますが、ロッドが短い事で重量も減ります。今回購入したS76 MLはキャスティングロッドの中では一番短くシリーズ最軽量になるのではないかと思います。
当たり前の事なんですが、軽量である事は勿論ロッドが短いと更にシャクリ易いです。ロッドの調子にもよって違ってくるので一概には言えませんが、ちょっとした長さの違いでもエギの重さを考慮すると支点から作用点までの距離が長くなれば力が必要になります。逆に大きく動かす事ができる利点もあるかもしれませんが、私にはこのロッドのようにキビキビ扱える方が合っていたようです。
フィールドによって使い分けが必要なのかもしれませんが、今回のようなミニボートで飛距離を出す必要のない場合には合致するのかもしれません。とは言え、正確にポイントにキャスティングできる操作性の良さは、それ以上に私にとって大切であると感じました。
ちなみに、ショアからもこのロッドを使用してみましたが、飛距離も以前の長いロッドに引けを取らないようでしたし、何といっても扱いやすいのでアングラーが沢山いる中でのスレイカも結構GETできました。
合わしやすくばれにくい
これは、MLの特徴なのかもしれませんが、少し柔らかめなので合わせを入れた時は勿論、シャクリの途中に抱き着いてきたイカもしっかりとのせる事ができます。
正直ML-Sのソリッドタイプを使った事がないので何とも言えないところもありますが、チューブラータイプである事で、2.5号クラスのエギであれば、しっかりと動きも獲得できて、本当に丁度良いのではないかと思います。
ソリットタイプは更に繊細だと思うので、それはそれで武器にはなるはずですし、やりとりも楽しいのではないかと想像します。次回はソリットタイプも使用してみたいと思います。
ちょっと想像と違った点
感度が低いような気がする
私が素人だからなのかもしれませんが、思ったよりも感度は低いように感じました。MLで柔らかめなので、少しでも感度を求めてソリットよりもチューブラートップを選びましたが、もしかするとアタリを取るのであれば、ソリットで竿先を見る方が分かりやすいかもしれません。
硬さもあるとは思いますが、やはり値段の差が出ているのかもしれないとも思いました。上位機種であれば、潮の流れや海の中の様子も手にとるように分かるのかもしれません。
とは言え、アタリがとれない訳ではないですので、集中すればイカがエギを触っているのも分かりますし、今の私のレベルには十分すぎるくらいです。
最後に
色々感想を述べましたが、あくまでも私の主観であります。実際には使用するタックルや環境によっても大きく左右されると思いますので参考程度にして頂ければ幸いです。