今回はフォールディングアンカーを海に奉納しない為の対策をお伝えします。
この記事で分かる事
- アンカーの根掛かり対策
- 海を汚さない為の工夫
フォールディングアンカーを根掛かりから守る
フォールディングアンカーとは
フォールディングアンカーとは、ゴムボート等のミニボートによく使用されるアンカーです。
傘が開くような仕組みみなっています。
基本的には重さで船を固定させます。
根掛かりが外れる機序
場所によってはアンカーが岩場の間に挟まる事もよくあります。
私もカサゴを釣りたいと思うあまりに岩場を攻めた結果、今までに2度程アンカーをロストした経験があります。
それ以降そんなもったいない事をしてはいけないと、事前に行っている対策が、逆の方に引っ張る方法です。
写真のようにする事で強く引っ張られたロープが下側の固定場所から外れ、逆から傘を閉じる方向に引っ張る事ができます。
全てこれで根掛かりが解除される訳ではありませんが、かなりの確率で外れます。
写真の赤まるの麻紐で固定している部分が切れて傘を閉じる方向に引っ張ります
対策方法
これを行うにはロープの取り付け方を工夫します。
傘の下部分ではなく最初にロープを結ぶのは傘の上部分です。
そして、結んだロープを今度は傘の下部分に固定していきます。
固定に使用するのは麻紐
固定する方法は色々あります。
良く細めの結束バンドを使用されておられるのを見かけますが、この度は100円ショップで購入した麻紐を使ってみました。
麻紐は元々自然素材なので、プラスチックよりも断然地球に優しいです。
これにより少しでも海を汚さずにすむのではないかと思います。
微々たる事かもしれませんが、塵も積もればなんとやらです。
また、麻紐は100円で購入してもかなりの量があるので気にせず使えると思います。
麻紐は適当な長さにカットしたらコブ結びでも良いのでアンカーとロープを固定します。
固定後の確認作業を行い調整
売られている麻紐の太さによっても切れやすさが異なるので、1度結んだ後にどれくらいの力で切れるか確認する事をおすすめします。
麻紐がもともと細い場合は二重にすると良いと思います。
また、かなり重量がある物や、チェーン等を装着してある場合は三重以上にしないとすぐに切れてしまう可能性があります。
私も部屋でアンカーを足で固定して引っ張りましたが、今回購入した麻紐では二重にしたくらいが丁度良いようでした。
最後に
今回使用した物や方法に関しては、個人の主観的な意見も多く含まれています。
あくまでも効果を保証するものではありませんので参考程度にして頂ければ幸いです。