今回もドーリーに関しての投稿になります。
さて今回の内容はタイトルの通り、BMOドーリーの補強についての記事になります。
実は以前にドーリーが破損した内容を投稿した事があり、簡単な補強についてもお伝えしていたのですが、やはり簡易的であった為かこの度再度破損してしまいました。
そこで今回は更に強化した内容でお伝えしたいと思います。
BMOドーリータイヤ 2回の破損
一度目の破損箇所と同じ場所になります。
以前破損した状態をもう一度説明しますと、ドーリーを固定するノブネジ内の金具が取れてしまい、トランサムボードを突き抜けてしまったという事例でした。
これにより片方のドーリーが固定力を失い、フジツボ盛沢山のコンクリートスロープにゴムボートが倒れ込んでしまったという事態になったのです。
幸いにも勢いがなかった為、ゴムに穴があくまでには至りませんでしたが、危うい所でした。
その際の補強について
その際に行った対策は、ノブネジ内の金具を接着剤で再固定し、仮にノブネジ内から金具が脱落してもトランサムボードを突き抜けないようにプラ板でネジに合わせて穴をあけて固定しました。
2度目も同じ場所が破損
結局のところ、今回破損した場所も前回補強した箇所でした。
予想通り、接着剤の効力もむなしくノブネジからは金具が脱落しプラ板をもう少しで突き破るところだったようです。
最後まで突き破ってはいなかったので良かったですが、もう少しで前回と同じ運命を辿るところでした。
とはいえドーリーはぐらぐら!上部の固定が緩んだ為、ネジでトランサムボードに固定している下部のベースプレートも外れかけている状態でした。
ドーリー取り付け部にはかなりの力がかかっている
2回目の破損を見て思いましたが、やはりドーリー取り付け部にはかなりの負担がかかっています。
特に私のボートの場合はボート本体と船外機だけでも70㎏になります。
それに加えてガソリンタンクや釣り道具等々積み込むわけですから、耐荷重制限内とはいえかなりの力が加わります。
また、私の場合はドーリーをセットした状態で着岸するので、そういった場面でも負担はかかっているのだと思われます。
今回の対策
そして今回の対策ですが、前回プラスティックで作成していたノブネジ脱落防止板を丈夫なステンレスに変更しました。
その他の案として、トランサムボードに穴をあけて、ドーリーの受け金具をボルト固定してしまおうとも考えたのですが、やはり穴をあける方法は最終手段としてとっておく事にしました。
また、そもそもBMOのノブボルトを使用しなくても蝶ネジでも良いと思いましたが、畳んだ際の生地への負担を考えると、あまり角があるような部品は使用しない方が良いかと思い断念しました。
もちろん、毎回受けの金具を外すのであれば、蝶ネジでも問題ないとは思いますが。
ただ、どちらにせよトランサムボードは材質が木ですから、力が集中しないように固定箇所は面でとらえてあげる方がより安全かと思います。
結果として今のところはステンレス板に交換しただけで問題なく使用できていますので、しばらく様子をみていきたいと思います。
最後に
ゴムボートは安定性が高い、収納や運搬に優れている点はありますが、やはり一番の弱点はパンクだと考えています。
海上でも沢山のパンクのリスクがありますが、陸上でも同じです。
私のようにドーリーの破損の為にフジツボ群にダイブしては、元も子もありません。
また、ドーリーが破損したボートを一人で回収するのはかなりの重労働ですし、場合によっては一人では運搬が不可能な場合もでてきます。
是非みなさんは私のようにならないようにご注意下さい。
私も出航前は勿論、帰港後も毎回点検する事で少しでも安全なミニボートライフを送れるように気を付けていきたいと思います。