ミニボート釣りを行う中で、釣り方によっては必須アイテムとなるがボートアンカーです。
しかし、ボート釣りを始めたばかりの頃はどんな物を使用したら良いのか迷う方もおられるのではないかと思います。
私もその一人でした。
最初からあまり高い物を購入して、失敗しても嫌なので結構悩みました。
その結果購入したのが今回紹介するボートアンカーとなります。
フォールディングアンカー
海底の形状を選ばないアンカーで、ミニボートには定番の製品です。
写真の製品は1.5㎏の重量で全体サイズ30㎝×7㎝、展開時は24.5㎝×14㎝となっています。
フォールディングアンカーを使用して良かったと感じる点(メリット)
安価
私の購入した1.5㎏のタイプでも2150円程でした。
昔は1500円前後で購入した記憶もありますが、昨今の値上がりで少し高くなったように思います。
それでも、60gのTGのジグを購入するよりも安いかもしれません。
無くすとショックは大きいですが、高いアンカーを無くしてしまうよりかは傷が浅いと言い聞かせています。
収納性
数あるアンカーの中でも一番コンパクトに収納できるのではないでしょうか。
特にゴムボートは狭くて荷物を置くところに困るので助かります。
ダンフォースアンカーのように出っ張りも少なく、折り畳みができるのが何よりもありがたいです。
走錨速度を少し変える事ができる
私はボートの流れる速度を落とす為にアンカーを使用する事もあります。
留めるのではなく、ゆっくりと流しながら釣る事で釣果が上がる事もあります。
私なりの流れる速度の調整方法
ボートをなるべく留めたい時はしっかりアンカーの傘を開いた状態で、アンカーロープを水深の4倍〜5倍程度の長さにします。
アンカーにチェーンを付ければ、アンカーが上向いてしまう状態にならないようにできますが、無い場合はロープを長く出す事でロープの角度が海底と平行に近い状態になり上向きになり難くなります。
また、適度に流したい場合はアンカーの傘を閉じた状態で使用する事もありますし、アンカーロープの長さを調整する事もあります。
その時の底質や風等の環境によるので難しいところですが、何とか試行錯誤しながら凌いでいます。
使用しにくいと感じた点
風の強い時は走錨しやすい
ゴムボートの場合だと特に風による影響を受けやすく走錨しやすいです。
石や岩にしっかり固定できていれば留まる事もありますが、海底が泥や砂で風が強いと高確率で流されます。
ただ私の使用しているアンカーの重量が1.5㎏と軽いといった理由もあるので、2.5kg以上の製品を使用すると多少留まりやすくなってくると思います。
他に検討した商品
マッシュルーム型
このタイプもミニボートには定番です。
言葉通りマッシュルームの形をしているので、他のアンカーに比べてボートを気つけたりし難いと思います。
フォールディングアンカーと同様に基本的には重さでボートを留めます。
ただ、フォールディング型の方が形状的に引っ掛かりが良い事と、収納性に優れていると思います。
ダンフォース型
海底が砂地や泥等にしっかりとアンカリングできやすい為欲しいと考えていましたが、ゴムボートには大きさや形の面からあまり適していないように感じて諦めました。
最後に
釣り方や、釣りをする環境によって他にも種類がありますが、今回は定番のアンカーを紹介させて頂きました。
あくまで私の主観的な意見も多く含まれているので、すべてが正しい情報とはかぎりませんが、アンカーの購入に迷っておられる方にとって少しでも参考になれば幸いです。