今回は仕事で愛用させて頂いておりますOT評価ポケット手帳をご紹介させて頂きます。
とても人気なのでご存じの方も沢山おられると思いますが、本当に使いやすくて見やすい評価本です。
OT評価ポケット手帳以外のPTやSTシリーズもとても好評です。
私は昨年にOT資格を取得しましたが、取得後の現在は勿論、学生時には大変お世話になりました。
もし学生さんでご存じない方がおられたら、お友達や知り合いの方にも聞いてみられる事をお勧めします。
OT評価ポケット手帳
臨床実習においての必需品
学生の時は初めて耳にする専門用語も多く、膨大な情報量を覚える必要があって大変苦労しました。
特に臨床実習においては、デイリーやレポートの書き方、何を覚えておけばいいのか不安だらけだった事を思い出します。
臨床実習では時間を有効に活用しないと体力も消耗します。
最近では実習のあり方についての見直しもあり、睡眠時間を確保できるように実習時間内にデイリーやレポートを作成させて頂ける事も多いです。
しかしながら、実習においてはやる事や考える事が多い事に変わりはありませんし、そもそも学生にとって学ぶ内容は青天井です。
実習始めから要領よくできる方もいらっしゃるとは思いますが、私の場合はそうはいきませんでした。
そんな中でOT評価手帳には本当にお世話になりました。
ポケットサイズですが通常サイズの評価本に負けず劣らずですし、むしろ欲しいと思うよう情報をまとめてあるので、休憩中や空いた時間に見るにはとても重宝しました(自分で作成するとより使いやすいと思うのですが、私の場合は時間がかかる上に後から追記する事が多く、結局汚くなり自分でも理解できない羽目になります・・・)。
また、私の場合は、インデックスを活用してキーワードから評価内容を頭の中で思い返す等、記憶に定着させる為の役割としても使用していました。
使用頻度の高い評価法は国家試験にも出題されるので、どんな評価が出るのかあらかじめ調べておいて、空いた時間に覚えるようにしていました。
ただ、国家試験においてはこれだけで十分な知識が得られる訳ではないですので、あくまで補助的な役割を担うとものとして考えておられた方が良いかもしれません。
臨床現場において
資格取得後も臨床の場でOT評価本は活躍しています。
臨床では沢山の患者さんやご利用者さんを担当する事になりますので、実習以上に時間を無駄にできません。
「これどうだったかな?」と思う事も頻回ですが、その都度確認する手間が省けます。
OT評価ポケット手帳に対する個人的な意見
必要ないと思われる方もいらっしゃると思いますが、私にとってはカナ検索があるともっと見やすいように感じました。
疾患別にどんな評価を行えばよいのかわかるようになっているのですが、評価名から調べたい時に少し時間がかかるような気がします。
最後に
様々な評価本や参考書が世の中に沢山出回っています。
その中で自分に合う理解しやすい本を見つけだす事はとても大切です。
少し話はそれますが、国家試験対策においても過去問題集の王道であるクエスチョンバンクや国試の達人があります。
人によって好みが分かれるようで、私自身もどっちつかずになっていた時は、記憶の定着が悪かったように思います。
また、評価本においても色々購入しましたが、頭の中は整理しにくい状況が多かったように記憶しています。
勿論、求めた情報が掲載されていない時は沢山の参考書を用いる必要もありましたが、自分にあったバイブル的な参考書や問題集を軸として持っている事が、記憶のイメージや関連性の連鎖としてとらえる上でとても大切であると私は感じていました。
同じ本を見ていると、”このページの次にこんな事が書いてあった等”とぼんやりでも覚えてくるものです。
最終的には”どこにどういった事が記載されていたか”まで思い出しやすくなります。
そういった意味でも常に持ち歩けるこの評価本も一つのバイブル的存在として手にしておくのも価値があると思いますよ。
たいした内容をお伝えする事ができませんでしたが、少しでもこの評価本が気になっている方への参考になれば幸いです。
Amazon、楽天、Yahoo共に値段は2,970円です。(2022年3月26日現在)
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