携行缶のガソリンはどれくらいもつのか?
季節や保管環境にもよりますが、基本的には2〜3ヵ月の期間が目安だといわれています。
古くなったガソリンを使用するとどうなる?
保管状態によっては酸化する等、劣化していきます。
そうなると揮発し難い状態になったり、不純物がエンジン等に悪影響を与えたりしてしまいます。
特に揮発成分が抜けてしまったガソリンは、粘度が高くなりトラブルの原因になる可能性が高いので注意が必要です。
ガソリンスタンドで実際に聞いてみた結果
ガソリンスタンドで、混合ガソリンを処分前提で聞いてみたところ、保管状態が良ければ1年くらいは大丈夫といった回答でした。
ただ私としては、そこまでもたせるには気温が一定である事や携行缶がステンレス等の錆びにくい素材である事、また密閉性が高い等の条件が合った上でないと厳しいのではないかと思います。
やはり3ヵ月以内には使用したいところです。
劣化したガソリンの処分料金は?
今回伺った近所のガソリンスタンドでは、処分量として1Lあたり110円かかるとの事でした。
ただ処分量はガソリンスタンドによって異なると思うので、事前に確認した方がよいでしょう。
最後に
昨今の燃料高騰で、もったいないからと古いガソリンを使用して、エンジンの修理費の方が高くついたといった話もよく聞きます。
ガソリンは早めに使うように心掛ける事はもちろんですが、半年を越えるようなら処分も考えた方が良いかもしれません。
また、その他にも船外機のキャブ内のガソリンは空にする事や、暗くて温度が高くなりにくい場所におく等、細かい事に気を付けてトラブルが起きないように注意していきたいと思います。
※保管期間や保管方法等は、あくまで自身の経験や受け売りの知識です。参考程度にとどめて頂ければと思います。