忘備録 情報

ゴムボートの空気補充高率UPの為の分配器を作成

ゴムボートの準備時間において結構かかるのが空気注入です。

この空気注入がどれだけ早く行えるかによって出航時間が大幅に変わってきます。

そこで誰もが考えるのではないでしょうか、タコ足ホース?😽

今回は私が試行錯誤しながら作ってみた製品をご紹介します。

手作り高圧エアー分配器

↑ 名前がよく分からなかったので、勝手に名前を作ってみました。

しかも手作りと書いたので、何となく高圧の機械も手作りした感がありますが、全くもって違いますよ。

既製品を単に少し改造しただけです。

更に言えば、”試行錯誤”して作成しました的な文言になってますが、実はまだ完璧と言える状態ではありません。その理由は最後に・・・

とは言え私の中での忘備録としても役立ちますので書いてみた次第です。

使用した既製品

まずはホースですが、これは少し悩みましたね。でも結局は潰れにくいタイプの中に針金が入ってるタイプを選びました。

まあ吸引時にホースが潰れない為と(あまり吸引する事はありませんが・・・)、私の場合は長いホースを使用する為、所々で折れてしまっては困るとの考えでそうしました。

写真の黄色いホースはもともとBMOハイプレッシャーポンプに付属していたホースです。

3本に切りましたが、少し長さが足りない感じもあり、少し残念な使用感になってます🙀

分配器はというと、コーナンオリジナルの水栓の商品です。この類の商品は2000円以上するんですが、何とOEMの為か、確か1500円切ってたと思います。DIYに優しいコーナンさんです😸

一度穴あけに失敗したので、2つで約3000円程かかりましたが、この商品がコスパを重視すると一番良いです。

アダプターは、BMOの専用の物を5個買いました。

作成において難しいと感じたところ

難しく感じた所は色々ありますが、やはり一番は分配器の加工ではないでしょうか。

そもそも、BMOハイプレッシャーポンプを使った事のある方は分かると思いますが、圧力センサーの感度が高く、すぐに高圧ポンプ作動に切り替わるんです。

少しでも空気抵抗が発生すると、送風機能から高圧ポンプ機能に切り替わるという事です。

ホースは太い物を買えばよいですが、実はこの分配器は元々水を通すものなので、結構内径が小さいんです。

その為、空気抵抗が発生しやすくなっているという訳です。

ではそれを改造するには・・・となるんですが、これはドリルを使って地道に少しずつ穴を広げていくしかありませんでした。

ちなみに、一度失敗しもう一つ分配器に課金したのもここの作業においてです(笑)

一気に大きいドリルを使ったら分配器の中が破壊されてしまいました😓

2回目は慎重になったので、何とかできましたが。

結果的には

結論から言うと、空気注入の時間が早くなったのと、1気室ごとにホースを差し替えなくてもよくなったので、注入時間に他の作業に手がまわり、効率は良くなりました。

また、3気室同時に空気が入って気室壁への負担も軽減できているのではないかなと思います。

しかしながら機能としては、一気に3気室に入れるのはOKとなりましたが、限界まで分配器の穴の大きさを広げても、一本のみでゴムボートのバルブに繋ぐと、やはり高圧ポンプに切り替わってしまうようです。

エアーキールは高圧でもすぐに空気補充完了になるんですが、エアーフロアに関しては、高圧にならないように、もう一つの弁を半分開放しながら調節を行っている始末です。(笑)

これから、また色々試行錯誤が必要なようです。。。😓

何とも中途半端な記事になってしまいましたが、次回改善方法を見つけたらご報告致します。

最後に

BMOのハイプレッシャーポンプでなければ、もう少し簡単に分岐ホースも作成できるのかもしれません。

結果的に今回かかった改造費用は、ホース代約5000円(別の記事でも載せてますが、訳ありで6mくらいのホースを買った為です💦)、分配器代約1300円、アダプター5個で約3500円等です。その前に失敗した分配器以外にも、実はもう2つくらい試して失敗しております・・・

後は、私はたまたまドリルはもっていたので良かったですが、持っていなければ工具代もかかっていたと思います。

決して安上がりとは言えない挑戦でしたが、この試行錯誤が私にとっては楽しいひと時でした(笑)

そういえば、途中過程の写真撮り忘れてました・・・



  • この記事を書いた人

るん太郎

購入したり使用してみた商品のレビューを行っています。特にミニボート釣りに関する商品を中心に感想等を掲載しています。また、その他にも私と同じようなミスをされないようにとの思いで失敗談も掲載していますので、良かったら読んでみて下さい。

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