携行缶の劣化
ガソリン携行缶って、中まで確認したことがありますか?
今回、約1年間使用したスチール製の携行缶を確認したところ、内部に錆を発見しました。
そこで気になったのが、「この錆がガソリンに混ざったら、2馬力船外機に影響はないの?」
ということです。
今回は実際に使っていた携行缶の状態を紹介しながら、2馬力船外機への影響や、今回の経験から次に選びたい携行缶について紹介します。
釣り行きすぎて「喝!」
釣りが大好きな私は、ほとんど毎週のように何らかの釣りに出かけています。
そんな私の頭の中は……
釣りとゴムボートのことでいっぱいです。
「今週はどこに行こうかな?」
「風は大丈夫かな?」
「次はどんな艤装をしようかな?」
そんなことばかり考えています(笑)
ただ、さすがに釣りに行きすぎているためか……
家族より『喝!』が入りまして。
この日は釣りをお休みして、一緒に焼肉ランチを堪能してきました。
考えてみれば、休みの日に普通の洋服を着て出かけるのも久しぶりのような……。
たまにはこんな休日もいいものですね。
焼肉の後は久しぶりに家の片付け
ランチから帰った後は、久しぶりに家の片付けをすることにしました。
特に最近ゴムボートを乗り換えたこともあり、
家の中はボート用品でいっぱい!
そこで、まだ使えそうな物はフリマに出品して整理することにしました。
その中のひとつが、スチール製のガソリン携行缶です。

まだ使い始めて1年程度。
外から見るとそれほど傷んでいるようにも見えません。
「これならまだ綺麗だろう」
と思いながら、出品する前に念のためキャップを開けて中を確認してみると……
まさか…携行缶の中に錆が!

錆びてる……。これは少し意外でした。
まだ1年程度しか使っていません。
もちろん、錆がボロボロと剥がれ落ちているような酷い状態ではありません。
それでも、よく見ると内部には確かに錆が発生しています。
そこで気になったのが、
携行缶が錆びていること以上に、私はこちらの方が気になりました。
携行缶の錆は2馬力船外機でも問題になる?
今回、この携行缶を使用していたのは2馬力船外機です。
大型の船外機ではありません。
そのため、「2馬力くらいなら、多少の錆は大丈夫なんじゃない?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし2馬力船外機にも、当然ながら燃料をエンジンへ送るための経路があります。
携行缶内部の錆が進行して細かな錆や異物がガソリンに混ざれば、給油時にそれらを船外機側へ持ち込んでしまう可能性があります。
例えばHonda BF2DHの取扱説明書でも、航走中にエンジンが止まる原因として燃料タンクフィルターの詰まりやキャブレターの詰まりなどが挙げられています。
つまり、2馬力だから燃料の汚れを気にしなくてもいい、というわけではありません。
注意ポイント
⚠ 錆がある=すぐに故障するわけではありません
今回のような錆があるからといって、すぐに船外機が故障するという意味ではありません。
ただ、錆が進行して細かな異物が燃料に混入すれば、燃料系統へ持ち込む原因になる可能性があります。
海上で使用する船外機だからこそ、私はできるだけ余計なトラブルの原因は減らしておきたいと考えています。
一番避けたいのは海の上でエンジンが止まること
今回の携行缶。
まだ使おうと思えば使えるのかもしれません。
「これくらいなら、もう少し使ってもいいかな……」
とも考えました。
でも、よく考えてみると、私がエンジンを使っている場所は海の上です。
陸上でエンジンが止まるのとは訳が違います。
特に小さなゴムボートでは、沖で船外機にトラブルが起きれば帰着にも影響します。
もちろん、「携行缶を交換すれば船外機のトラブルがなくなる」という話ではありません。
それでも、自分で減らせるトラブルの原因なら、できるだけ減らしておきたい。
私はそう考えました。
ということで、今回の携行缶はこれを機に交換することにしました。
ステンレス製の携行缶
では、次はどんな携行缶を選ぶのか?
今回私が一番重視したいのが、錆びにくさです。
そこで購入したのが、ステンレス製のガソリン携行缶。

もちろん、「ステンレスなら絶対に錆びない」
というわけではありません。
材質や使用環境、保管状態などによってはステンレスでも錆が発生する可能性があります。
それでも今回、実際にスチール製携行缶の内部に錆が発生しているのを見て、多少価格が高くなっても、次は耐食性を重視して選びたいと思いました。
ちなみに安い物から高い物まで様々なステンレス携行缶が販売されていますが、UN規格(危険物の安全な輸送や保管を行うための国際的な基準)を取得している、マリン用品のメーカーであるBMOが安心です。
※販売店のメッセージにもありますが、一部レビューで購入時に中が汚れていることがあるようなので、購入後は一度洗浄した方がよさそうです。
BMOステンレス携行缶をネットショッピングで見る
毎回ガソリンスタンドに行かなくても、20Lの携行缶で保管しておくと便利です
2馬力ボートに携帯するなら3Ⅼがコンパクトでおすすめです
船外機に満タンで約1リットル+3Lあれば、よほどの事がなければ十分に遊べます。
価格重視ならスチール
スチール製携行缶の魅力は、比較的購入しやすい価格の商品が多いこと。
私自身もこれまで普通に使用してきました。
今回の経験から感じたのは、
スチール製を使用するなら、外観だけでなく定期的に内部も確認した方がいい
ということです。
錆びにくさ重視ならステンレス
一方、今回私が次に選びたいのはこちら。
ステンレス製です。
スチール製より価格が高くなる傾向はありますが、私はゴムボート+船外機で海へ出る機会が多いため、
今回は価格よりも錆びにくさを重視します。
2馬力なら携行缶は大きければいいわけではない
もうひとつ、携行缶を選ぶときに考えておきたいのが容量です。
2馬力船外機の場合、「どうせなら大容量!」
と選ぶ必要はないと思っています。
ゴムボートでは、積載スペースもかなり重要だからです。
注意ポイント
容量が大きくなるほど場所を取る
燃料を入れると重くなる
車から海まで運びにくくなる
ゴムボートの船内でも邪魔になる
といったデメリットも出てきます。
ここに注意
💡 2馬力なら「大きければいい」ではない
普段どのくらい燃料を使うのか?
それに加えて、ゴムボートに積んでも邪魔にならないか?
この2つを考えて容量を選ぶのが良いと思います。
私が次の携行缶を選ぶポイント
今回の経験から、次に購入するポイントを確認します。
ポイント
✓ ステンレス製
✓ ガソリン携行缶として必要な適合表示を確認できるもの
✓ 2馬力船外機で使いやすい容量
✓ 給油しやすいノズル付き
✓ ゴムボートに積み込みやすいサイズ
特に今回は、「ステンレス製」というところを重視します。
約1年間使用したスチール携行缶の中を実際に見てしまうと、「次も同じスチール製でいいかな……」
とは思えなくなってしまいました。
スチールタイプは使えないわけではない
ここに注意
スチール携行缶がダメというわけではありません
ここは誤解のないように書いておきます。
今回の記事は、「スチール製携行缶はダメ!」
と言いたいわけではありません。
私自身、これまで普通に使用してきましたし、価格面ではスチール製にも魅力があります。
また、錆の発生についても使用環境や保管状態などによって変わってくるでしょう。
ただ今回、約1年間使用した携行缶を確認したところ、実際に内部に錆が発生していた。
これは私自身が経験したことでした。
だからこそ、現在スチール製携行缶を使用している方には、一度中を確認してみてほしいと思います。
携行缶だけでなく燃料の管理も大切
もうひとつ忘れたくないのが、ガソリンそのものの管理です。
「携行缶をステンレスに交換したから安心!」
というわけではありません。
船外機を長期間使用しない場合は、燃料側の管理も重要です。
Honda BF2DHの取扱説明書でも、長期保管時の燃料タンクやキャブレター内のガソリンについて処置方法が案内されています。
携行缶だけではなく
ポイント
携行缶
燃料
船外機
この3つをまとめて管理しておきたいところです。
まとめ|1年しか使っていなくても携行缶の中は確認してみよう
今回、家の片付けをしていなければ、携行缶内部の錆にはしばらく気づかなかったかもしれません。
まさか焼肉ランチから帰ってきて、
「携行缶の錆について真剣に考える休日」
になるとは思っていませんでした。
でも今回の経験で、外から見て綺麗でも、携行缶の中まで綺麗とは限らないということが分かりました。
そして2馬力船外機だからといって、燃料に混入する異物を気にしなくていいわけでもありません。
そのため私は次の携行缶については、価格よりも錆びにくさを重視して、ステンレス製を選びます。
現在スチール製の携行缶を使っている方も、一度中を覗いてみると
「あれ?こんなところに錆が……」
となっているかもしれません。
UN規格で付属品の別売りもある安価なタイプも探してみました。
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Amazonでも評価4以上と悪くないです。
※購入前には用途・容量・材質・適合表示などの商品仕様をご確認ください。
メルテックの10Lステンレス携行缶をネットショッピングでみる
10Lであればボートに載せれないこともないです。
重さだけで考えると、10L満タン入れなくても、いつも6Lくらいにしておけば船上での給油も負担が少なくなります。
また、半日の流し釣りなら6Lくらいあれば2、3回くらいは釣行できるので、大抵は車の給油のタイミングで補充するかたちで大丈夫です。