「2馬力船外機だから速度も遅いし、キルスイッチは付けなくても大丈夫だろう」
もしそう思っている方がいたら、それは非常に危険です。
私自身、ホンダBF2DH(2馬力船外機)を使用していましたが、実際にヒヤッとした経験があります。
落水はしませんでしたが、一歩間違えれば大きな事故になっていた可能性がありました。
この記事では、私の実体験をもとに、2馬力船外機でもキルスイッチを必ず使用すべき理由を紹介します。
キルスイッチとは?
キルスイッチとは、船外機と操船者をコードでつなぎ、万が一落水した際にエンジンを自動停止させる安全装置です。
万が一ボートから投げ出された場合
エンジンが停止する
プロペラの回転が止まる
ボートが暴走しない
という非常に重要な役割があります。
たった一本のコードですが、命を守るための装備と言っても過言ではありません。
「2馬力だから安心」は間違い
2馬力船外機は大型の船外機ほどスピードは出ません。
しかし、危険なのはスピードだけではありません。
例えば、
落水した人にプロペラが接触する
ボートだけが勝手に走り出す
他船へ衝突する
岸や岩へ乗り上げる
など、エンジンが動き続けることで様々な事故につながる可能性があります。
だからこそ、2馬力船外機でもキルスイッチは絶対に装着すべきだと私は考えています。
私が実際に体験したヒヤリハット
一度、ゴムボートで立ちながらボートエギングをしていた時のことです。
岩が近づいてきたため、ホンダ2馬力船外機を180度回転させてゆっくりバックしました。
停止し向きを変えながらアクセルを戻したつもりが、船外機が反転していることを忘れてしまい、逆にアクセルを開ける方向へ回してしまいました。
するとボートが急旋回。
バランスを崩して、その場で倒れてしまいました。
幸い落水はしませんでしたが、
「もしこの時、海へ落ちていたら…」
と考えると今でもゾッとします。
落水していたらどうなっていたのか
もしキルスイッチを付けていなかったら、
回転するプロペラに接触してケガをしていたかもしれません。
ボートだけが走り続け、泳いで追いつけなかったかもしれません。
他の釣り人やボートへ衝突していた可能性もあります。
自分だけの問題ではなく、周囲を巻き込む事故になる危険も十分あります。
「落ちなかったから良かった」ではなく、
落ちた時にどうなるかを考えて準備しておくことが重要だと実感しました。
私が実践している「絶対に忘れない方法」
この出来事をきっかけに、私はキルコードを自動膨張式腰巻きライフジャケットへ取り付けたままにしています。
つまり、
ライフジャケットを装着すると、そのままキルコードも一緒に装着される状態です。
さらにエンジンを始動するには、キルコード先端のスイッチを船外機へ取り付ける必要があります。
この方法にしてからは、
ポイント
ライフジャケットを忘れない
キルスイッチも忘れない
という習慣が自然にできました。
ちょっとした工夫ですが、安全対策として非常におすすめです。
2馬力船外機を使うなら安全対策を最優先に
ボート釣りでは、
「今日は近場だから」
「少しだけだから」
という油断が一番危険です。
事故はほんの数秒の判断ミスで起こります。
だからこそ、
- ライフジャケットを着用する
- キルスイッチを必ず装着する
- 出航前に接続を確認する
この3つは必ず習慣にしましょう。
まとめ
ホンダ2馬力船外機は軽量で扱いやすく、ゴムボートとの相性も抜群です。
しかし、扱いやすい船外機だからこそ、安全対策を軽視してはいけないと感じています。
私自身の経験からも言えることですが、
「2馬力だから大丈夫」ではなく、「2馬力でも必ずキルスイッチを使う」
この意識が、自分の命だけでなく、一緒に海を利用する人たちの安全にもつながります。
キルスイッチは、万が一の時に命を守る最後の砦です。
これからボートフィッシングを始める方にとって今回の内容が参考になれば幸いです。