左利きの方にとって、ハサミは「なんとなく切りにくい」と感じる道具の一つではないでしょうか。
実は普段ホームセンターや100円ショップなどで販売されているハサミの多くは右利き用です。
「ハサミに右利き用や左利き用なんてあるの?」と思う方も多いかもしれません。
私自身も右利きなので今まで気にしたことはありませんでした。しかし、右手が使いにくくなり左手で生活することになった際、ハサミだけは思うように使えず、その違いを初めて実感しました。
そこで今回は、ダイソーで購入した左利き用ハサミ(税込110円)を実際に使ってみた感想や、右利き用との違いを詳しく紹介します。
ダイソーに左利き用ハサミはある?
ありました☺️
文房具コーナーで販売されており、価格は110円(税込)です。
左利き用品は種類が少なく、店舗によっては取り扱いがない場合もあります。
そのため、探し回る前にダイソー公式アプリや在庫検索システムを利用して、近くの店舗に在庫があるか確認してから来店すると無駄足になりにくくおすすめです。
左利き用と右利き用の違いは持ち手だけではない
最初は、
「持つ部分の形が違うだけでは?」
と思っていました。
実は大きな違いは刃の構造にあります。
右利き用のハサミは右手で握った時に、
刃同士がしっかり密着する
力が逃げない
スムーズに切れる
ように設計されています。
ところが左手で右利き用を握ると、
握る力によって刃が少し離れる方向へ力が加わり、刃と刃の間にわずかな隙間ができやすくなります。
この隙間が原因で、
紙は切れる
ビニールが切れない
フィルムが挟まる
という現象が起こります。

左利き用は、この力の向きが逆になるよう設計されているため、左手でも刃がしっかり密着し、軽い力できれいに切ることができます。

指を入れる部分にも違いがある
ハサミによっては指を入れる持ち手(ハンドル部分)も左利き専用に設計されているものがあります。
親指や指が自然な角度で入るように作られているため、
長時間使っても疲れにくい
力が入りやすい
細かな作業がしやすい
というメリットがあります。
今回購入したダイソーの商品はシンプルな形状ですが、一般的な左利き専用ハサミでは持ち手まで左右反転しているモデルも多く販売されています。
特に違いを感じたのはビニール袋
紙なら何とか切れますが本当に違いを感じたのが、
パンの袋
お菓子の袋
レジ袋
ラッピングフィルム
チャック付き袋
などの薄いビニールです。
右利き用を左手で使うと、
刃の間にビニールが入り込み、
「切れずに挟まるだけ」
ということが何度もありました。
左利き用では刃がしっかり重なるため、ビニールもスムーズに切ることができました。
実際に右利きの私が使って感じたこと
私は右利きですが、右手が使いにくくなったことで左手だけで生活することがありました。
包丁やスプーンなどは何とか使えても、
ハサミだけは思うように切れず、
「こんなに違うのか」
と驚きました。
左利き用ハサミを使うと、袋を開ける作業や細かいカットもスムーズになり、日常生活がかなり楽になりました。
普段右利きの方でも、
ケガ
手術後
リハビリ中
など、一時的に左手を使う場面では1本あると非常に便利だと感じました。
メリット
- 左手でも自然に力が入り切りやすい
- ビニール袋やフィルムが切りやすい
- 切る位置が見えやすい
- 左利き特有のストレスを軽減できる
- 110円と安価で試しやすい
デメリット
- 右利きでは逆に使いにくい
- 店舗によっては取り扱いがない
- 左利き用品は種類が少ない
- キッチンバサミなど大型タイプは見つからないこともある
左利き用ハサミはこんな方におすすめ
左利きの方
ケガや手術で右手が使えない方
リハビリ中の方
家庭に1本あるだけで、いざという時に役立ちます。
まとめ
ダイソーの左利き用ハサミは、110円とは思えないほど実用的な商品でした。
ハサミは見た目こそ普通ですが、刃の合わせ方や力のかかる方向が右利き用とは全く異なります。
そのため、左利きの方が右利き用を使うと切りにくく感じるのは当然であり、特にビニール袋や薄いフィルムではその差がはっきり分かります。
また、ハサミによっては指を入れる持ち手部分も左利き専用に設計された商品があり、より握りやすく疲れにくいモデルも販売されています。
なお、左利き用品は店舗によって在庫状況が異なるため、購入前にはダイソー公式アプリの在庫検索システムで確認しておくと、効率よく見つけることができます。