失敗談から分かった5つの重要ポイント
ゴムボートは「滑走」できるかどうかで快適さが大きく変わります。
ゴムボートやFRPボートなどで釣りをするなら、「滑走(プレーニング)」できるかどうかは非常に重要です。
プレーニング状態になると、ボートは船首が下がり、海面を滑るように進むことができます。
その結果、
ポイント
燃費が良くなる
引き波が小さくなる
操作性が安定する
など、多くのメリットがあります。
私の9.8馬力ゴムボートでは、おおよそ14km/h前後から滑走し始めます。
※ボートや積載状況によって変わります。
一番重要なのは船外機のチルト角
プレーニングさせる上で最も重要なのが、船外機のチルト角です。
トリムダウンしすぎると
水を押しながら進むようになり、水の抵抗が大きくなるためスピードが伸びません。

トリムアップしすぎると!
推進力が上方向へ逃げてしまうため、なかなか滑走状態へ入れません。

トリム角が丁度良いと
滑走しスピードがでます。

私の失敗談
実は私も最初は、この仕組みを逆に考えていました。
「船首が上がるなら、もっとチルトを上げればいい」と思っていましたが、実際は逆でした💦
チルトを調整すると、驚くほど滑走しやすくなりました。
荷物の置き場所で滑走性能は大きく変わる
重い荷物を後ろへ集中させると、船尾が沈み、船首が上がります。
その状態では滑走しにくくなります。また滑走が難しい2馬力のボートでもスピードが落ちやすいです。
- クーラーボックス
- バッテリー
- タックル
などは、できるだけ前方へ配置した方が滑走しやすくなります。
また、エクステンションバーを使って操船位置を前へ移動させるのも非常に効果があります。
ボートに余計な抵抗があると滑走しない
これは実際にやってしまった失敗です。
ドーリーを下ろしたまま走ろうとしていました。
当然ですが、水中に抵抗があるため、いくらアクセルを開けても滑走しません。
走り出す前には、
ドーリー
などその他引きずる物
がないか必ず確認しましょう。
また、藻やゴミが絡んでいてもプレーニング出来ないことは多々あります。
人の座る位置も意外と重要だった
これは私自身が驚いたポイントです。
9.8馬力で走行中、ボートの端に座り、左右どちらかへ体重が偏っていると、なかなか滑走しませんでした。
体を中央へ寄せるだけで、スムーズにプレーニングへ移行できることがあります。
ゴムボートはFRPボートより柔らかく、体重移動の影響を受けやすいと感じています。
プロペラのピッチも滑走性能に影響する
意外と見落とされがちなのがプロペラのピッチです。
ピッチが大きいプロペラ
最高速は伸びやすい
発進時の加速は弱くなる
滑走しにくくなることもある
ピッチが小さいプロペラ
発進加速が良い
プレーニングしやすい
最高速は少し落ちる
積載量が多い方や、滑走しにくいと感じる方は、プロペラのピッチを見直すことで改善する場合があります。
滑走しない原因チェックリスト
滑走しないときは、次の項目を確認してみてください。
- 船外機のチルト角は適切か
- 荷物が後ろに集中していないか
- ドーリーを下ろしたままではないか
- 海藻やゴミがペラに巻き付いてないか
- 人の体重が左右どちらかへ偏っていないか
- 積載重量が多すぎないか
- プロペラのピッチが大きく加速が悪い
- 向かい風で船首が上がったままになりやすい
ちなみに私のツースト9.8馬力で3mのゴムボートでは、70kg程度の大人に2人が乗って、まあまあの荷物を積んでいても滑走は可能です。
ただし、少し向かい風だったり、何らかの抵抗があるだけで滑走までの時間がかかりますし、滑走しないこともあります。
まとめ
ゴムボートをプレーニングさせるには、単純に馬力だけでは決まりません。
船外機のチルト角、荷物の配置、体重移動、不要な抵抗など複数の条件がうまく揃って初めてスムーズな滑走が可能になります。
私自身もチルト角を勘違いしていたり、ドーリーを下ろしたまま走ろうとしたりと、いろいろ失敗してきました。
だからこそ今回紹介したポイントを一つずつ確認してみてください。もしかすると快適なゴムボートフィッシングにつながるかもしれません。